Service
Fraud Investigation & Examination
不正調査と
デジタル・フォレンジック
不正調査は、企業や組織内で発生する不正行為を検出し、事実を解明するために実施される高度な専門的業務です。
さらに、デジタル・フォレンジック調査とは、情報セキュリティ領域における高度な科学的手法を用いて、デジタルデバイスやネットワークシステムから電子的証拠を収集、保存、解析する調査手法です。
デジタル・フォレンジック調査は、高度な技術と法的な理解が求められるため、専門的な知識を有する経験豊富な調査チームの協力が不可欠です。foxcaleでは、不正調査のプロフェッショナルをプロジェクト・マネージャーとして、デジタル・フォレンジック調査に係る専門的な知識を持ったエンジニアや経験豊富な調査担当者をメンバーに加えた専門家チームによる、質の高い調査サービスをご提供いたします。
デジタル・フォレンジック調査の流れ
「不正調査」も種類はさまざま
不正調査は大きく分類すると、社内メンバーを中心として行う社内調査と、社外の専門家に依頼して行う社外調査に分けられます。社外調査、とりわけ第三者委員会調査は大規模調査になりやすく、また厳密かつ徹底的に行われますが、当社には大規模調査にも対応できるケイパビリティがあり、豊富な調査実績があります。
当社は、不正調査のみならず幅広く調査業務に対応しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
- 社内調査
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担当取締役を決め、同人の指揮のもと、従業員により社内調査チームを作り、調査結果報告を担当取締役が取りまとめる。
調査チームに弁護士等の外部専門家を加えたり、調査を専門家に全面的に依頼する場合もあり。
- 社外調査
- 調査チームを弁護士等の外部専門家のみで構成して実施するもの。社内の役員等を原則として調査に関与させないもの。
- 第三者委員会
- 外部調査委員会を日弁連が策定した「第三者委員会ガイドライン」に完全に依拠して設置したもの。
- 社内調査委員会
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社内調査を委員会形式にしたもの。取締役、監査役等で委員会を構成し、従業員チームないし外部専門家が調査を担当し、調査結果報告を委員会で取りまとめる。
委員会メンバーとして弁護士等の外部専門家を加えたり、調査を専門家に全面的に依頼する場合もあり。
- 社外調査委員会
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社内調査を委員会形式にしたもの。取締役、監査役等で委員会を構成し、従業員チームないし外部専門家が調査を担当し、調査結果報告を委員会で取りまとめる。
委員会メンバーとして弁護士等の外部専門家を加えたり、調査を専門家に全面的に依頼する場合もあり。
foxcale's Strengths
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保全・解析サービス
高い応用力と機動力を兼ね備えた
保全・解析サービス- 応用力
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foxcaleのエンジニアは、あらゆるデジタル・フォレンジックツールを使いこなすことはもちろん、調査対象者が非協力的であるなど「非常に困難なシナリオでの保全」を想定したトレーニングを行っております。
「事前情報が殆どない」「パスワードが分からずデバイスが開けない」「保全の時間が限られている」等、難しい状況でのフォレンジックを実現する対応力を備えております。
- 機動力
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若手を中心としたフォレンジックエンジニアの採用・育成を積極的に行い、質が高く、機動力のあるフォレンジック組織を実現しています。
「休日や祝日の保全対応」「即日での保全対応」「可能な限りアイドルタイムの無いデータ解析」等の緊急対応も可能な限り承ります。
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自社開発のレビュー
プラットフォーム独自開発の純国産E-Discoveryプラットフォーム
ー foxcope-DI- 自社製品を利用した効果的調査
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自社製品であるレビュープラットフォームを熟知した調査メンバーが、ツールを使いこなして高品質かつスピーディな調査を実現します。
レビュープラットフォームは調査メンバーによる継続的なフィードバックにより、常に改善され、調査の品質を向上させます。
- 解析力へのこだわり
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foxcope-DIはあらゆる電子データを取り込み、膨大なデータから登場人物や関連企業のリレーションを解析したり、ドキュメントの分類、キーワード検索など、様々な手法で電子データを分類し、必要な証拠データを即時に発見することが出来るツールです。
Slackなどのチャットデータを取り込み、対話形式で表示することも可能です。
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プロジェクトマネジメント・レビュー業務
「調査の成功にコミットする」高い意識と質の高いプロジェクトマネジメントとレビュー
- プロジェクトマネジメント業務
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当社では不正調査の成功を見据え調査委員会メンバー(調査主体の意思決定者)としての目線をもってプロジェクトマネジメント業務を行っております。
プロジェクトマネージャーは公認会計士や公認不正検査士を中心とした委員会調査を熟知したメンバーで構成されており調査委員会からのご要望に応えるためにプロジェクト全体を把握し、ステークホルダーの皆様と密に連携して機動的な調査業務を行っております。
- レビュー業務
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当社のレビュー業務は、弁護士、公認会計士、公認不正検査士を中心としたメンバーでご提供しております。
質の高い経験豊富なメンバーを揃えることで、疑わしいドキュメントを見逃さないのはもちろんのこと、
委員会への報告では調査において有益な情報をより速くご提供できるように努めています。
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海外調査の対応
英語圏、アジア圏と中心とした
海外事案に強いメンバー構成- 海外調査経験豊富なプロジェクトマネージャーやレビューメンバー
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クロスボーダー案件の場合、海外調査担当プロジェクトマネジャーが現地監査法人・弁護士事務所とのコミュニケーションを円滑に行い、
レビュー業務では調査経験が豊富でかつ語学が堪能なレビューメンバーが対応いたします。
また、外国人エンジニアも多数在籍しておりますので、現地での保全作業に関しても出張にて直接対応が可能です。
Our Experience in Fraud Investigations
不正の類型
当社では様々な不正案件に対する調査実績がございます。調査実績例の一部としては下記の類型が挙げられます。
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会計不正
企業や組織が財務報告において意図的に虚偽または誤解を招く情報を提供する行為で、売上を前倒し又は先送りする、連結範囲を操作する、費用を資産に偽装するなどの手法が見られます。
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インサイダー取引
企業内部の未公開情報を利用して株式などの金融商品を売買または取引推奨する行為を指します。不公平な利益を得ることができるため、多くの国で法律によって禁止されています。
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横領
従業員が会社の資金や財産を不正に自分のものとして使用または取得する行為で、現金の盗取、経費の偽装、不正な取引の実行などが含まれます。
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架空取引
実際には存在しない取引を会計上記録する行為で、主に売上の過大計上や支出した金の着服を目的として行われます。
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品質不正
製品やサービスの品質に関する情報を意図的に偽装する行為で、実際には、品質検査の結果を改ざんする、基準を満たさない製品を良品とする、不良品を隠蔽するなどの行為が見られます。
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法令違反
法律や規制を守らない行為を指し、個人や企業が法的義務を無視したり、禁止された行為を行ったりすることです。例えば、公務員への贈賄、入札妨害、暴力団との交際などがあります。
調査と適時開示
金融商品取引法では、上場会社に対して重要な情報を適時に開示する義務を課しており、会社の経営成績や財務状況に重要な影響を与える事項については適時開示が必要です。調査委員会の設置や調査報告書の受領などは左記に該当するケースが多いことから、適時開示の対象となります。
適時開示にて公表されている
調査報告書データから見る不正調査市場
2023年に適時開示された調査案件のうち、約30%の案件をfoxcaleが調査しました。コンサルBIG4を含めてもシェア1位の実績となります。
【参考資料】第三者委員会ドットコム ( http://www.daisanshaiinkai.com/ )
適時開示にて公表されている調査報告書データから見る不正調査市場
2023年に適示開示された調査案件のうち、約30%の案件をfoxcaleが調査しました。コンサルBIG4を含めてもシェア1位の実績となります。
【参考資料】第三者委員会ドットコム ( http://
www.daisanshaiinkai.com/ )
調査実績紹介
年間約50件の社外調査・委員会調査に関与しております。難易度が高く、要求もシビアな調査の経験を多数有しているのが当社の強みです。
実績の詳細が「第三者委員会ドットコム」にも一部掲載されていますので、よろしければご確認ください。
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