foxcope-CA ユースケース

業界会合起点のカルテルリスク監視

寡占市場における、営業現場の不適切接触の抑止と早期発見

事例の概要

数社による寡占市場では、業界団体の会合などで同業他社と顔を合わせる機会が多く、非公式な情報交換によるカルテル(※1)リスクが潜在します。本事例では、約2,000名規模の素材・部品メーカーが、営業部門・役員層の通信を継続モニタリングで毎月全量スクリーニングし、不適切接触の抑止と早期発見を実現するユースケースをご紹介します。

企業プロフィール

業種

大手素材・部品メーカー

(BtoB)

企業規模

従業員数 約2,000名

対象データ

営業部門・役員層

メール・チャット

運用プラン

継続モニタリングプラン

(独禁法対策)

導入前の課題

数社による寡占市場で業界会合での同業接触が頻繁。事前申請ルールが形骸化し、チャットでの非公式な情報交換が行われていないか不安。

foxcope-CA導入後の成果

常時監視の事実が強力な牽制となり軽率な情報交換が激減。価格を探り合うグレーな会話を早期検知し、法務部門が直ちに介入できた。

お客様の課題

寡占市場ゆえの「同業接触」と、ルールの形骸化

業界会合で同業他社と接触する機会が多い

業界が数社による寡占状態にあり、業界団体の会合等で同業他社と顔を合わせる機会が頻繁にある。

接触ルールが形骸化し、把握できていない

「競合他社との接触時は事前申請・事後報告」を義務付けているが、チャットツールの普及で非公式な情報交換が行われていないか不安があり、ルールの形骸化を危惧している。

サンプル監査では不適切接触を捉えきれない

価格改定のタイミングが各社重なりやすいため、営業部門へのサンプル監査だけでは限界を感じている。

まずはスポット診断で、自社のコンプライアンスリスクを確認してみませんか。診断のご相談や製品デモは無料で承ります。

解決策

競合他社との接触が多い部門を、毎月全量で常時監視

「継続モニタリングプラン」を導入し、競合との接触が多い営業部門・役員層のデータを毎月全量スクリーニング。

公認不正検査士(CFE)(※2)等が、競合他社の社名・製品名・業界特有の符牒(隠語)(※3)を組み込んだ監視プロトコルを設計し、ノイズを排除した高精度なアラート環境を構築します。

検知シナリオ例

  • 競合他社名・製品名
  • 業界の符牒・隠語
  • 価格改定の同調
  • 会合前後の接触

導入フロー

本稼働まで約1ヶ月、以降は毎月のサイクルで運用

STEP

01

 

データ受領

営業部門・役員層のメール・チャットを対象に、必要範囲を絞って毎月抽出

STEP

02

 

調査プロトコル設計

競合他社の社名・製品名、業界特有の符牒(隠語)、価格改定の同調などを業界語彙に合わせて調整します。

STEP

03

 

一次レビュー

検知結果を専門家の視点で確認し、法務・監査が見るべき論点を絞り込みます。

STEP

04

 

報告・改善

月次レポートをもとに、現場への牽制や追加ヒアリングにつなげます。

導入の成果

常時監視の事実が牽制となり、グレーな会話を早期検知

「専門家によるデジタル通信の常時監視が行われている」という事実そのものが営業現場への強力な牽制となり、軽率な情報交換や価格の探り合いが激減した。

「他社の値上げ幅は〇〇円くらいらしい」といったチャットに潜むグレーな会話を早期に検知。法務部門が直ちに介入し、カルテルの芽を未然に摘み取る「攻めのガバナンス」が実現した。

用語解説

※1 カルテル

複数の事業者が価格や数量などを共同で取り決め、競争を制限する独占禁止法違反行為。

※2 公認不正検査士(CFE)

不正の防止・発見・抑止を専門とする国際資格(Certified Fraud Examiner)。

※3 符牒(隠語)

特定の業界・集団内だけで通じる隠語・略語。

まずはスポット診断で、自社のコンプライアンスリスクを確認してみませんか。診断のご相談や製品デモは無料で承ります。

関連するユースケース

独禁法リスクの常時モニタリング

従業員 約5,000名 | 国内営業部門


課題

原材料高騰による業界全体の値上げ局面で、営業担当者が競合と不適切な価格調整(カルテル)を行っていないか監査の目が届きにくい。

成果

「専門家の眼で常時監視されている」という牽制効果で不適切な接触を抑止。競合接触のグレーな報告漏れを早期に検知し即対応。

ゼネコン・官公庁入札の談合リスクスポット診断

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課題

同業界で官公庁入札談合の摘発が相次ぐ中、受注比率の高い特定支店で他社との受注調整(持ち回り合意)が行われていないか緊急に点検したい。

成果

過去データから談合の火種をスピーディに可視化。重大な予兆は保全データのまま詳細調査へ即時移行でき、リニエンシー申請準備が整った。

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課題

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成果

私用アドレス宛のパスワード付きZIPでの顧客リスト送信を即座に特定。退職前にヒアリング・削除誓約を取り付け、漏洩を水際で防止。

スポット診断プランで、まずは自社の「健康状態」を確認してみませんか?

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